節分の豆の種類で変わる?豆の栄養とその美容効果とは?

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まだまだ寒い日が続いていますが、気づけばもう2月も間近となってきました。

 

 

2月といえば思い浮かぶのが「節分」ではないでしょうか?

小さい頃から身近なイベントでもある「節分」ですが、その意味をちゃんと知っていますか?

 

 

今回は節分について詳しく説明していくとともに、豆まきで使用される豆の栄養成分や美容効果についても説明していきたいと思います。

 

節分とは?

「節分」について辞書で調べてみると、元々は季節の分かれる日を意味する言葉だったようですが、今は一般的に立春の前日を指す言葉として定着しているようです。

 

春は年の始まりであり、季節の変わり目には邪気が生じるという考えから、鬼払いなどの儀式が行われるようです。

 

豆まきで使われる豆の種類

節分でまかれる豆は地域によって違いがあるそうです。

多くまかれているものを紹介していきますね。

 

大豆

全国的に一番多く使われているのが「大豆」です。

全体の7割ほどで関東より南側の地域で用いられることが多いようです。

 

節分の時にまくための煎った大豆を福豆とも呼ぶそうです。

 

落花生

北日本、九州でまかれており、二番目に多いのが「落花生」です。

全体の5割ほどと言われています。

 

それぞれの栄養成分

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大豆

  • 「畑のお肉」と呼ばれる大豆タンパク質はコレステロールを下げる、体脂肪を下げる、血圧上昇を抑える機能があります。
  • 鉄分はほうれん草と同じくらい含まれ、その他にもマグネシウム、亜鉛などのミネラルが豊富です。
  • ビタミンB群が豊富であり、抗酸化作用のあるビタミンEも多く含まれています。
  • ゴボウよりも多くの食物繊維が含まれています。
  • 腸内でビフィズス菌の餌となってビフィズス菌を増やしてくれる大豆オリゴ糖が含まれています。
  • がん予防や骨粗鬆症の予防にも効果がある大豆イソフラボンが含まれています。

 

落花生

  • 油分が半分を占めるが、それは太りにくい植物性の脂肪であるオレイン酸やリノール酸(不飽和脂肪酸)であり、コレステロールを減らしたり、血圧を下げたりする働きがあります。
  • 抗酸化作用のあるビタミンEや食物繊維、ポリフェノール(レスベラトロール)を多く含んでいるため、生活習慣予防に繋がります。
  • 発育のビタミンと言われるビタミンB2が多く含まれています。
  • 葉酸が多く含まれ、貧血や記憶力のアップに効果があります。
  • 脳の神経細胞の働きを高めるレシチンが含まれており、脳の老化防止を防いでくれます。

 

それぞれの美容効果

大豆の代表的な美容効果

大豆イソフラボン

主に、ポリフェノールの一種で女性ホルモン(エストロゲン)に似た作用と病気の元である物質を除去する抗酸化作用の2つがあり、美容と健康に役立つ効果があると言われています。

大豆イソフラボンにはエストロゲン用作用があります。

エストロゲンは美のホルモンとも言われ、肌のハリのもととなるコラーゲンを作り、肌のうるおいを保ってくれます

また、女性ホルモンは育毛効果があると考えられており、抜け毛や薄毛にも効果が期待されます。

その他にも、更年期症状の緩和、月経前症候群の緩和、生理不順の改善効果、骨粗鬆症の予防、がん予防などの効果があるとされています。

 

 

大豆オリゴ糖

大豆オリゴ糖とは天然に存在するオリゴ糖で、他のオリゴ糖よりも少量で腸内環境を改善する働きがあります。

悪玉菌が増殖し腸内環境が悪化すると、肌の代謝は衰え、ニキビやシミ、しわなどの肌荒れや肌の老化などが進んでしまいます。

そこで腸内環境を改善すると、間接的に肌の状態も改善されるのです。

 

落花生の代表的な美容効果

レスベラトロール

赤ワインのポリフェノールと同じ成分で落花生の身の部分とそれを包む薄皮に含まれています。

レスベラトロールは肌の若返りに有効で、体内で発生する活性酸素を除去し、細胞が受けるダメージを抑えてくれる働きをします。

 

ビオチン

ビタミンB群の一種で大豆にも含まれていますが、落花生の方がより多く含まれています。

ビオチンには皮膚の炎症を防ぐ作用があり、ニキビや傷の炎症を肌の内側から抑えてくれます。

 

アルギニン

アルギニンはタンパク質を構成するアミノ酸であり、大豆にも含まれていますが、落花生の方が多く含まれています。

アルギニンには血行を改善し、肌のつや感をアップさせてくれます。

またコラーゲンの合成と沈着に働きかける作用があります。

 

まとめ

  • 大豆、落花生ともどちらも良質なタンパク質やビタミン類、食物繊維を含んでいる。
  • 大豆には大豆特有の大豆イソフラボンや大豆オリゴ糖が含まれており、美容効果だけでなく健康にも効果が期待できる。
  • 落花生に含まれるレスベラトロールは肌の若返りに有効。
  • 落花生にはビオチンやアルギニンが大豆より多く含まれている。
  • 落花生の油分は太りにくく、健康にも効果が期待できる。

 

 

大豆、落花生ともに色々な効果が期待できるようです。

 

豆まきの時に「豆」について少しだけ注目して、豆を選んでみるのも面白いのではないでしょうか?

 

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました(^^)

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