こんにちは、miyaです。
顔いぼについて紹介した際に、様々な治療方法があることがわかりました。
*顔いぼについての記事は、こちらからどうぞ。
今回はその中の、液体窒素による治療について詳しく紹介していきたいと思います。
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液体窒素による治療とは?
液体窒素による治療は、凍結療法とも呼ばれています。液体窒素は-196℃であり、これをいぼに直接塗ることにより細胞を死滅させて除去する方法です。
凍らせてウイルスを破壊するため、ウイルス性のいぼに効果があると言われています。
1回5分程度で治療でき、治療期間は2週間~数ヶ月程度と言われています。
いぼの数が多いほど治療回数も多くなるため、長ければ1年ほどかかる場合もあります。
液体窒素による治療は基本的に麻酔を使用しません。
そのため多少痛みを伴いますが、これは我慢できる程度の痛みと言われています。
それでも「痛いのは絶対に嫌だ!」と言う人は、別の治療方法を選択するようにしましょう。
液体窒素を使った治療には3つの方法があります。
綿球法
綿棒に液体窒素をつけて、いぼに押し当てる方法です。
いぼにピンポイントで液体窒素を塗ることができるため、狭い治療範囲でも的確にいぼを治療できます。
スプレー法
液体窒素をいぼに噴霧する方法です。いぼが多い場合など、広範囲に治療する場合に効果的な方法です。
液体窒素を使用した治療方法の中では、比較的痛みの少ない方法と言われています。
cryo forceps(クライオフォーセップ)法
日本語に直訳すると、凍結鉗子法(とうけつかんしほう)となります。cryo forceps法は液体窒素に浸したピンセットで直接いぼをつまみ取る方法です。
小さいいぼの除去に効果的で、肌へのダメージも少ないため痛みも抑えられます。
治療後の経過は?
〈治療後1~2日目〉
水ぶくれとなって、ピリピリとした痛みを感じることがあります。
〈治療後5~7日目〉
水ぶくれがかさぶたになり、角質が黒褐色になったり血豆や新しい水ぶくれができたりすることもあります。
〈治療後10日目〉
水ぶくれは乾き、血豆は黒いかさぶたになって、いぼと一緒に自然に剥がれます。
傷はまだ残っている状態です。
皮膚が完全に再生された後にいぼが残っていれば、もう一度液体窒素による治療を行い、この経過を繰り返します。
かさぶたや血豆、水ぶくれなどは気になって触ってしまいがちですが、
触ることにより剥がれたり潰れたりしていぼが大きくなったり、新たないぼができてしまったりします。
自然に治るまで何もしないように気をつけましょう。
血豆や水ぶくれの後、
- ピンク色の肉芽が見える。
- 指紋がはっきりと見え、平らになる。
- いぼのあった部分が少し陥没する。
このような状態になれば、治療終了はすぐそこです。
しかしここで勝手に治療を止めてしまうのではなく、医師の指示に従うようにしましょう。
また、新しく出てきたピンク色の肉芽に紫外線が当たると、色素沈着してしまう可能性があります。
液体窒素により治療後は紫外線対策をしっかりと行うようにしましょう。
*紫外線対策について、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
費用は?
液体窒素による治療は1回
- いぼ10個未満で1000円程度
- いぼ10個以上で4000円程度
と言われています。
1回で10個以上治療すると高くなってしまうため、10個未満を複数回行う場合もあるようです。
レーザー治療に比べるとだいぶ安く行うことができるようです。
*いぼのレーザー治療については、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
保険適応は?
いぼ除去する際に液体窒素による治療を選択すると、治療費は保険適応となります。
自己負担が3割となるのは、非常にうれしいですよね。
まとめ
- 液体窒素による治療とは、いぼに液体窒素を直接塗り細胞を死滅させて除去する方法である。
- 1回5分程度で治療できる。
- 治療期間は早ければ2週間~、長いと1年ほどかかることもある。
- 液体窒素を使った治療には、綿球法、スプレー法、cryo forceps(クライオフォーセップ)法の3つの方法がある。
- 治療後の経過で、痛みや水ぶくれ、血豆、かさぶたなどが見られる。
- 治療後は紫外線対策をしっかりと行うことが大切。
- 液体窒素による治療は保険適応であり、1回いぼ10個未満で1000円程度と安い。
液体窒素によるいぼ治療のメリット・デメリットについて、おわかり頂けたでしょうか?
自分に合った治療法を選択して、いぼのない肌を目指しましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました(m_ _m)
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