こんにちは、miyaです。
実は最近顔〜首に小さないぼができて、気になっているのです。
顔いぼについて調べてみたら・・・
「最近、顔にいぼができた」
「いぼが大きくなってきた気がする」
「顔いぼはメイクで隠せないから何とかしたい」
「顔にいぼがあるせいで、自信が持てない」
・・・など
顔のいぼについて悩んでいる人は意外と多いことがわかりました。
そこで今回は、顔にできるいぼについて紹介し、少しでもみなさんのお役に立てればと思います。
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顔にいぼができる原因とは?
顔にできるいぼには加齢とウイルス性の2つの原因があります。
以下で詳しく説明していきたいと思います。
加齢
加齢によりできる茶褐色~黒色のいぼです。老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)や老人性角化腫(ろうしんせいかくかしゅ)と呼ばれています。
顔以外にも全身にできるもので、放置するとどんどん大きくなり、数も増えてしまいます。
加齢によるいぼの原因は、遺伝や紫外線による皮膚の老化と言われており、特に紫外線を浴びやすい部位にできやすいと言われています。
ウイルス性
主にヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によってできるいぼです。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は150以上の種類があり、型の違いによりいぼの種類が異なります。
このいぼは、ひっかき傷やカミソリ負けなどの小さな傷から皮膚内にウイルスが入り込んでしまうことによりできるものです。
そのため、いぼを気にしていじりすぎてしまうとどんどん広がってしまう可能性もあります。
いぼの種類
いぼは専門用語で疣贅(ゆうぜい)と言います。
顔にできやすいいぼにはいくつかの種類があります。
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)
最も一般的な顔にできるいぼです。子どもにできやすいいぼとも言われています。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、感染しても抗体ができないため放置しても治ることはなく、いじってしまうとウイルスが広がり、周囲に新たないぼができてしまいます。
また、ウイルス性のため人にうつしてしまう可能性があります。
- 傷がある手で触る
- タオルなどを一緒に使う
- 風邪などで体調が悪い
などの場合には、感染しやすくなるため注意が必要です
水いぼ(伝染性軟属腫)
ポックスウイルスの感染によりでき、感染力が強いのが特徴です。
水いぼは手ひら・足裏以外にできやすいと言われています。
また10歳以下の子どもが感染しやすく、いぼを直接触らなくてもプールやお風呂で感染してしまうことがあります。
これは肌が触れ合うことの他に、遊具やタオルの共有によっても感染してしまうためです。
水いぼは半年〜1年で抗体ができ、自然に治るものです。
扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)
若者に多くみられるため、青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)とも呼ばれています。
実際には、子どもから中高年までにできるヒトパピローマウイルス(HPV)が原因のいぼです。
平らな褐色で、顔や手に一度にたくさんできやすく、かゆみや赤みを伴うこともあるためニキビに間違われやすい特徴があります。
老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)
加齢や紫外線による皮膚の老化が原因でできる茶褐色〜黒色のいぼで、顔以外にも全身にできると言われています。
脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)とも言います。
高齢者に多くみられるいぼですが、若い人でもできてしまうことがあるようです。
いぼのかゆみは病気のサイン?
基本的にいぼはかゆみや痛みを伴わない良性の腫瘍です。
しかし、強いかゆみや痛みが現れた場合には内臓疾患が隠れている可能性もあります。
また、短期間にいぼが大きくなったり、たくさんできたり、色が茶色〜黒色に変化したりした場合には、悪性腫瘍(がん)の可能性も考えられるため注意する必要があります。
気になるいぼがある場合には毎日観察し、上記の症状が見られたら早めに皮膚科を受診しましょう。
顔いぼを取るには?
ウイルス性の顔いぼは、取り除く際に他のところに感染させ増殖させてしまう可能性があります。
そのため未だに確実な治療法が存在していないそうです。
以下では、一般的に行われているいぼを取る方法について紹介していきたいと思います。
レーザー治療
もっとも一般的な方法で、レーザーによっていぼをまるごと除去してしまう方法です。
痛み、出血が少なく、傷跡も残りにくいと言われています。
短時間で治療が終わり、1回の治療で複数のいぼを除去できるメリットがあります。
レーザー治療は細胞ごと除去できるため、ウイルス性のいぼには最適な治療法だと言われています。
*レーザー治療について、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
液体窒素による治療
昔からある治療法で、−196℃の液体窒素をいぼに押し付けて焼き切り切除する方法です。
低温火傷を人為的に起こして、いぼを除去するため強い痛みを伴うことがあります。
また、いぼの大きさによっても痛みは異なり、いぼが大きいほど痛みも強くなると言われています。
ウイルス性のいぼの場合、1回で完全に除去することは難しいため繰り返し治療することが多いようです。
そのため、いぼを完全に除去するまでに長ければ1年ほどかかる場合もあります。
*液体窒素による治療について、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
医療用ハサミによる切除
医療用のハサミで切除する方法です。
痛みはほとんどなく、短時間で処置でき、傷跡も残りにくいものです。いぼの大きによっては、出血することもあるようです。
自分でも簡単にできそうな方法ですが、
一般的なハサミを使うと感染症を引き起こしてしまう可能性があるため、自己判断で行わないようにしましょう。
*医療用のハサミによる治療について、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
切除手術
大きないぼを取る際に選択される方法です。
麻酔を使用して切除するため痛みはありませんが、術後に痛みを感じることがあります。術後のケアや抜糸などもあるため、何度か通院する必要があります。
手術のため傷が完治するまでに半年ほどかかると言われています。
*いぼの切除手術について、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
内服薬の使用
ヨクイニンという内服薬が昔からいぼに効くと言われています。
ヨクイニンはハトムギの種から作られたもので、体の免疫力を高めてウイルスの力を弱めていぼを治すというものです。
そのため痛みは伴いませんが、いぼを完治させるには長い時間がかかると言えます。
内服薬は全身のいぼに対して効果が期待できる点がメリットと言えるでしょう。
ヨクイニン以外にも、いぼに効くと言われている市販の内服薬も多くあり、その多くがウイルス性のいぼにも効果を期待できるようです。
*いぼの内服薬による治療について、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
外用薬の使用
市販の外用薬を使用して除去する方法は、自宅で手軽に行うことができます。
市販のいぼ治療薬といえば「イボコロリ」が有名ですが、顔には使用することができません。
また、ウイルス性のいぼに対しての効果は期待できないようです。
その他にもいぼに効くと言われる市販の外用薬は多くありますが、ウイルス性のいぼに対しては、どの外用薬もあまり効果的ではないようです。
*外用薬によるいぼ治療について、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
化粧品・天然エキスやオイル
薬以外にも化粧品や天然のオイルなどにも、いぼに効果があると言われているものがあります。
化粧品としては、イポケアEXなどのいぼ専用の美容液やピーリングジェルなどがあり、化粧品であるため顔にも使える商品が多くあります。
天然エキスやオイルとしては、ドクダミエキスや杏仁オイル、木酢液などがいぼに効くと言われています。
*天然成分によるいぼ治療について、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
様々な方法を紹介しましたが、市販薬や化粧品などをしばらく使っても効果がない場合やいぼが増えたり大きくなったりした場合には、早めに皮膚科を受診し適切な治療を受けるようにしましょう。
まとめ
- 顔にいぼができる原因は加齢とウイルス性の2つある。
- 顔にできやすいいぼにはいくつか種類がある。
- いぼは基本的にかゆみや痛みを伴わない良性の腫瘍である。
- 強いかゆみや痛みが現れた場合には別の病気が隠れている可能性がある。
- 顔いぼを取るための治療は色々な方法がある。
- 自分で色々試してみても効果がない場合やいぼが増えたり大きくなったりした場合には、早めに皮膚科を受診することが大切。
いかがでしたでしょうか?
いぼにも種類があり、それに合った治療方法を選択することが、いぼ除去への近道ではないでしょうか?
まずは、手軽に試せることからはじめるも良し、最初から皮膚科へ行くも良し。
自分に合った方法で、いぼのない綺麗な肌を手に入れましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました(m_ _m)
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