
こんにちは、miya(@skincare_lab)です。
顔いぼについて紹介した記事で、天然成分でいぼに効くものについても簡単に紹介させて頂きました。
関連 顔いぼについて、まだ読んでいない人はこちらをどうぞ。

天然成分であれば副作用の心配などせずに、安心して使えると思いませんか?
また身近にあるものでいぼ治療ができるのであれば家計にも優しく、医療機関にかかる時間も減らすことができますよね?
そこで今回は、いぼに効くと言われている天然成分について紹介していきたいと思います。
この記事を読むと・・・
- 杏仁オイルについてわかる。
- 杏仁オイルの選び方・使い方がわかる。
- 杏仁オイル以外のいぼに効く天然成分についてわかる。
- もしかしたら自分に合った民間療法が見つかる、かも。
上記で1つでも気になるポイントがあった人は、ぜひ読み進めてみてくださいね。

Let’s reading!!
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杏仁オイルとは?
杏仁オイル
「あんにんオイル?なんだかおいしそうな名前だな~」
・・・なんて思った人もいるかもしれませんが、
正しくは「きょうにんオイル」と読みます。
杏仁オイルはアプリコットオイルとも呼ばれ、杏子の種から得られるオイルのことです。
杏仁オイルには、以下の5つの高級脂肪酸が豊富に含まれています。
- パルミトレイン酸
- オレイン酸
- リノール酸
- ステアリン酸
- パルミチン酸
このことから「天然の美容オイル」とも言われています。
杏仁オイルに含まれる高級脂肪酸の効果
まずは杏仁オイルに含まれている5つの高級脂肪酸の効果について、1つずつ見ていきましょう。
パルミトレイン酸
若い人の皮脂に多く含まれており、肌を若々しく生き返らせてくれる「若さの脂肪酸」や「天然の保湿クリーム」とも呼ばれています。
マカダミアナッツなどに多く含まれるオメガ7系脂肪酸の1つです。
糖尿病の予防や血管の健康維持、肌の老化を防ぎ若々しい状態に保つ効果があるとされています。
オレイン酸
美肌効果や便秘解消の効果があり、体内でも合成することのできるオメガ9系脂肪酸の1つです。
オリーブオイルなどにも含まれており、酸化に強いため過酸化皮脂の予防に効果があるとされています。
リノール酸
体内で合成できない必須脂肪酸の1つで、オメガ6系の脂肪酸に分類されます。
グレープシードオイルなどの植物油に多く含まれています。
コレステロールを下げる、免疫機能を調節する、セラミドの構成成分としてうるおいのある肌を作る、子どもの発育を助けるなどの効果があります。
ステアリン酸
動物性・植物性脂肪で最も多く含まれる飽和脂肪酸の1つです。
抗酸化作用、抗菌作用、乳化作用などがあります。
牛肉や豚肉、チョコレートなどに多く含まれ、石けんや化粧品などにも用いられることが多い成分です。
パルミチン酸
飽和脂肪酸の1つです。
善玉コレステロールの増加による動脈硬化予防、抗酸化作用、皮脂抑制作用などがあります。
ショートニングやバターなどの油類に多く含まれており、過剰摂取は肥満や生活習慣病などの原因となってしまいます。
杏仁オイルの期待される効果
杏仁オイルには
- ターンオーバーを促す
- 紫外線から保護する
- 高い皮膚柔軟作用
があります。
いぼの改善
老化による肌のターンオーバーを活性化してくれるため、老化が原因でできてしまう老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)に効果があると言われています。
ターンオーバーを活性化し、古い角質を剥がれやすくしてくれるためいぼ以外にも、ニキビや吹き出物などの肌荒れ全般に効果があると言われています。
シミの改善
ターンオーバーを活性化し、古い角質を剥がれやすくしてくれるためシミ、そばかすを目立たなくする美白作用もあります。
また杏仁オイルにはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、中でも食品からは摂取しにくいビタミンB群が多く含まれているため高い美肌効果が期待できます。
紫外線の予防
杏仁オイルに含まれるパルミチン酸は、紫外線が皮膚を酸化させるのを防いでくれる働きをしてくれます。
年齢とともに減少する皮脂膜の代わりとなり、紫外線から肌を守ってくれるのです。
杏仁オイルの正しい選び方・使い方
高い美肌効果のある杏仁オイルを効果的に使うために、正しい選び方や使い方、保管方法についても紹介していきたいと思います。
選び方
良質な杏仁オイルの選び方として、まずは原料の産地に注目してみましょう。
おすすめは南フランス・ローヌ地方のもので、栽培に適した気候のため高品質なものが多いと言われています。
オイルの抽出方法にも注意しましょう。
高温で大量に作られたものは不純物が多く、肌トラブルを起こしやすくなってしまいます。低温でじっくりと抽出(低温圧搾)されたオイルを選ぶようにしましょう。
また、他の成分(香料や界面活性剤など)が配合されているかどうかも確認するようにしましょう。
オーガニック製品の品質保証や認証がされているものであれば、より安心して使用することができると思います。
保存方法
杏仁オイルは冷暗所に保存するようにしましょう。
冷蔵庫での保存は容器に水滴が入り、雑菌が繁殖する可能性があるため気をつけるようにしましょう。
使い方
杏仁オイルはオイルですが、水分ともよく馴染む性質があるため化粧水の後に使用しやすく、水分と油分を一緒に補給することができます。
ブースターとして洗顔後に1番はじめに馴染ませ、その後普段通りのスキンケアを行うと肌への浸透が良くなるのでおすすめです。
またメイク前に使用することで紫外線対策になるだけでなく、メイクのノリも良くなります。
顔全体に使っても良いですし、いぼの気になる部分にのみ塗り込んで使っても良いでしょう。
他に効果の期待できる天然成分は?
ドクダミエキス
ドクダミエキスには高い抗菌作用、解毒作用があります。
昔から民間療法薬としていぼ、ニキビ、吹き出物、あせも、虫刺されなどの皮膚トラブルに利用されてきました。
抗菌・解毒作用があることからウイルス性のいぼに効果が期待できると言われています。
肌への刺激性は低く副作用はほとんどありませんが、ドクダミ茶として飲む場合にはカリウムが多く含まれているため高齢者や腎機能が悪い人は注意が必要です。
木酢液
木材を加工する際にできるもので、殺菌・消毒作用があります。
そのためウイルス性のいぼに効果が期待できると言われています。
木酢液はメーカーによって品質が大きく異なります。
もともと虫除けや除草、害虫対策、消臭などのために多く用いられるのもので、園芸用の木酢液などは有害物質が含まれていることが多いため使用しないようにしましょう。
ハトムギ茶
ハトムギにはヨクイニンと言う成分が含まれています。
ヨクイニンは様々な栄養素を含んでおり、免疫力を高めてくれる働きがあるためいぼに効くとされています。
ウイルス性のいぼに効果が期待できると言われています。
関連 ヨクイニンについて詳しくはこちらをどうぞ。

またハトムギ茶はノンカフェインで栄養価が高く、美肌効果や健康促進効果も期待できます。
ただし、妊娠中の人は注意が必要です。流産を促してしまうという説もあるため、飲む際には医師に相談するようにしましょう。
ハトムギはイネ科の植物であるため、イネアレルギーがある人も注意しましょう。
ここで紹介した民間療法は一般的に効果があると言われているものですが、
その効果には個人差があり、作用・副作用については自己責任となります。
不安な人は医療機関を受診して、適切な治療を行うようにしましょう。
まとめ
- 杏仁オイルは「天然の美容オイル」と呼ばれ、いぼの改善、シミの改善、紫外線の予防などの効果がある。
- 良質なオイルの選ぶには原料の産地に注目し、抽出方法を確認する。
- 他に効果の期待できる天然成分としてはドクダミエキス、木酢液、ハトムギ茶などがある。
- 民間療法は効果に個人差があり、作用・副作用については自己責任となる。
天然成分による治療について、理解して頂けたでしょうか?
興味深いものも多くありますが、体質やいぼの種類などによってははっきりとした効果が期待できない場合もあります。
興味がある人は、この点を理解した上で試してみるとよいでしょう。

天然成分もいいけど、他の治療方法と比べてみたいな~?
関連 顔いぼの治療についてのまとめ記事はこちらから。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました(m–m)
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