トラネキサム酸の効果は?喉の痛みに効く成分が肝斑にも??

悩み

スポンサーリンク

 

こんにちは、miya(@skincare_lab)です。

 

 

ジメジメした暑い日が続いていますね。

 

梅雨明けした地域もあるようですが・・・

今からこんなに暑くて夏を乗り切れるのか心配になってしまいますね。

 

 

 

この暑さの中、クーラーなどを使い始めた人も多いのではないでしょうか?

 

 

クーラーを使い始めると気になるのが、乾燥したり、喉が痛くなったり・・・

 

このようなトラブルでないでしょうか?

 

 

 

今回は喉の痛みに効くトラネキサム酸について、実は肌への効果も期待できるようなので、紹介していきたいと思います。

 

トラネキサム酸とは?

トラネキサム酸とは、人工的に合成されたアミノ酸の1つです。

2002年に厚生労働省によって、美白効果のある成分として認められています

 

 

しかし初めから美白効果のある成分として、使用されていたわけではありません。

 

もともとトラネキサム酸には炎症、アレルギーを抑える効果があり、医療現場において湿疹や蕁麻疹、止血などの治療に使われていました。

また、風邪症状などでよくある喉の痛みや腫れなどに対しても改善効果があり、処方されることがあります。

 

効果は?

スポンサーリンク

トラネキサム酸には、シミの原因となるメラニン色素の生成を抑える作用、炎症を抑える作用があります。

そのためそばかす、肝斑、老人性色素斑、傷などの色素沈着などに効果があります。

 

メラニン色素生成を抑える

シミのもととなるメラニン色素はメラノサイト(色素細胞)で作られています。

メラノサイト(色素細胞)はプラスミンやプロスタグランジンなどの物質の作用によって活性化します。

 

トラネキサム酸はプラスミンやプロスタグランジンなどの作用を抑え、メラノサイト(色素細胞)が活性化することを抑制してくれます。

 

つまり、紫外線により発生するシミを抑制してくれるのです!!

 

炎症を抑える

プラスミンには血液が固まるのを防ぐ働きがあります。

トラネキサム酸には、この働きを抑制する作用があるため止血剤として利用されています。

 

またプラスミンは炎症反応やアレルギーにも関わっている物質です。

トラネキサム酸の働きがプラスミンによる炎症反応、アレルギー反応を弱めたり抑制したりしてくれます。

 

肝斑に効く使用方法とは?

一般的に肝斑の治療には、トラネキサム酸の内服が効果的と言われています。

シミ治療の代表格とも言えるレーザー治療では、肝斑を悪化させてしまう可能性があります。

 

 

肝斑は女性ホルモンのバランスの乱れが1つの原因と言われています。

しかし、トラネキサム酸は女性ホルモンに影響を与えないため長期間内服しやすく、肝斑の治療薬として使用されることが多いようです。

 

 

*肝斑について詳しくはこちらをどうぞ。

肝斑とは何?原因や治療法は?肝斑は男性にもできるの!?

 

 

期間

トラネキサム酸による内服治療は、4~5週間が目安と言われています。

 

注意点

トラネキサム酸は止血剤として用いられることもある、血液を固まりやすくする作用があります。

心筋梗塞、脳梗塞、血栓性静脈炎などの病気の人や妊娠中、授乳中の人は内服には注意が必要です

 

また副作用が少なく安全性の高い薬ですが、稀に吐き気、食欲不振、下痢、胸焼けなどの症状が出現する場合があります。

 

必ず専門の医師に相談し、指示に従うようにしてください。

 

内服以外の方法

トラネキサム酸が配合された化粧品も数多く販売されています。

内服に比べて効果が出づらいですが、内服よりも手頃な価格で続けやすく、副作用もほとんどありません。

 

内服で取り入れるのにリスクがある人は、トラネキサム酸が配合された化粧品の方が安全に使用できるでしょう。

 

また副作用がほとんどないとはいえ敏感肌などで心配な人は、パッチテストを行ってから使用するとより安心できるでしょう。

 

まとめ

 

  • トラネキサム酸とは、人工的に合成されたアミノ酸の1つである。
  • 2002年に厚生労働省によって、美白効果のある成分として認められている。
  • もともとは医療現場において湿疹や蕁麻疹、止血などの治療に使われていた。
  • 喉の痛みや腫れなどに対しても改善効果があり、風邪症状に対して処方されることがある。
  • トラネキサム酸はそばかす、肝斑、老人性色素斑、傷などの色素沈着などに効果がある。
  • 肝斑の治療には、トラネキサム酸の内服が効果的である。
  • トラネキサム酸が配合された化粧品も数多くある。
  • 血液を固まりやすくする作用があるため病気の人や妊娠中・授乳中の人は、内服には注意が必要である。

 

 

トラネキサム酸について、おわかり頂けたでしょうか?

 

風邪症状やアレルギー症状などで処方されることがあるトラネキサム酸ですが、肝斑の治療薬にもなっているとは驚きですよね?

薬を使用する際に自己判断で止めたり使い回したりするのは禁物ですが、どのような成分で、何に作用しているのか知っておくことは大切なことだと思います。

 

 

成分を正しく理解した上で自分の肌に合うものを選び、時には専門の医師の指示に従って使用し、いつまでもキレイを保ちたいものですね。

 

 

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました(m–m)

 

スポンサーリンク


コメント

タイトルとURLをコピーしました