乾燥肌で化粧水を選ぶならおすすめはセラミド入りがいい?

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miya
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こんにちは、miya(@skincare_lab)です。

 

「夏はエアコンの使用で乾燥しやすくなる」

「秋冬は空気自体が乾燥して肌も乾燥しやすくなる」

 

・・・など

 

季節によっても肌の乾燥は進みやすくなってしまいます。

またもともと乾燥肌であったり、年齢とともに乾燥がひどくなってきたり・・・。

さらに乾燥が原因で別の肌トラブルが起こってしまうことも多いと思います。

 

 

そこで肌の乾燥を何とかしたいと悩んでいる人は多いはず。

乾燥対策として、まず思い浮かぶのが保湿ではないでしょうか?

 

しかし!

 

実際は間違ったスキンケアをしている人が多く、きちんと保湿できていないことが多いのだそうです。

そこで今回は、乾燥肌に効果のある成分や肌に合う化粧水を選ぶポイント、正しい保湿方法について紹介していきたいと思います。

 

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セラミドとは?

セラミドは細胞間脂質の主成分であり、約50%を占めています。

 

肌の角質層で細胞と細胞の中で水分や油分を抱え込んで肌や髪のうるおいに欠かせない働きをしてくれます。

また肌から水分が蒸発するのを防いだり、外部からの刺激を防ぎバリアしてくれたりする働きもあります。

 

セラミドの量は加齢や気候、環境の変化、間違ったスキンケア、冷えなどによって減ってしまい、乾燥肌や肌荒れに繋がってしまいます。

 

肌への効果

セラミドが不足すると肌のバリア機能が低下してしまいます。

これにより肌の老化やアトピー性皮膚炎、肌荒れなどを起こしてしまうと言われています。

 

セラミドを補うことで肌の水分保持機能が改善し、コラーゲンやエラスチンを安定化させることができます。

すると、コラーゲンやエラスチンの働きであるハリのある肌を保つことができるのです。

 

またセラミドには、美白作用やメラニンの合成を抑えてシミ、シワを防いでくれる働きもあります。

 

セラミドの種類とそれぞれの特徴

人の肌に含まれるセラミドは、現在11種類あると言われています。

その中でも機能がわかっている8種類について詳しく紹介していきたいと思います。

 

セラミドの種類や特徴を知ることで、化粧品に含まれているものを理解して選ぶことができるようになります。

 

◆セラミド1:水分保持機能、外部からの刺激を防ぐバリア機能

◆セラミド2:高い水分保持機能

◆セラミド3:水分保持機能、シワを軽減してくれる機能

◆セラミド4、セラミド5:角質の脂質バリア層を作り、保持する機能

◆セラミド6、セラミド6Ⅱ:水分保持機能、シワを軽減してくれる機能、ターンオーバーを促進する機能

◆セラミド7:細胞増殖・分化をコントロールする機能

 

化粧品に含まれるセラミドの種類

天然セラミド

馬などの動物由来のセラミドです。

セラミド1~7をすべて含み、肌に浸透しやすく、細胞と結びつきやすいのが特徴です。

価格が高いものが多いです。

 

「ビオセラミド」、「セレブロシド」などと表示されています。

 

植物性セラミド

米、トウモロコシ、大豆、こんにゃく由来のセラミドです。

コンニャクセラミドが安価でアレルギーも少ないことから注目されています。

 

「植物性セラミド」、「コメヌカスフィンゴ糖物質」などと表示されています。

 

バイオセラミド

人の肌にあるセラミドをまねて酵母から作られたセラミドです。

ヒト型セラミドとも呼ばれています。

天然セラミドに負けない浸透力があるにもかかわらず、安価で安全なものです。

 

「セラミド2」、「セラミド3」などと表示されています。

 

合成セラミド

セラミドに類似した物質を化学的に合成したものです。

類似セラミドとも呼ばれ、分子構造は似ていますがセラミドとは別物になります。

 

「セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド」などと表示されています。

 

 

化粧品を選ぶ際はきちんと成分表示を確認し、自分の肌に合う安心・安全なものを使用するように心がけましょう。

 

乾燥肌に合う化粧水を選ぶポイント

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乾燥肌とは、簡単に言えば「肌内部に蓄えられている水分と油分が減ってしまった状態」です。

そのため「保湿」が最も重要となります。

 

高保湿成分が入っていること

コラーゲンヒアルロン酸、アミノ酸、リピジュア、EGF(ヒトオリゴペプチド)、トレハロースなどの保湿成分が配合された化粧水を使用しましょう。

 

保湿成分としてセラミドもよく挙げられますが、セラミドは脂溶性のため化粧水になじませるために界面活性剤を使用していたり、少量しか入っていなかったりします

界面活性剤は肌の刺激になってしまいますし、少量しか入っていなければなかなか効果を期待できない可能性があります。

そのため、セラミドは美容液やクリームなど補ってあげる方が良いでしょう。

 

 

 

〈ひどい乾燥肌の場合〉

化粧水などがしみてしまうような場合は、肌のバリア機能が著しく低下している状態です。

まずは、肌内部の水分蒸発を防ぐ役割のある皮脂膜を作ってあげることが大切になります。

皮脂膜の役割をしてくれるワセリンやホホバオイル、馬油などのみでケアし、肌の状態が落ち着いてからコラーゲンやヒアルロン酸、セラミドなどの水分保持を高めてくれる保湿成分を補っていくようにしましょう。

 

肌を乾燥させる成分が入っていないこと

アルコール界面活性剤、合成香料、合成着色料、保存料、防腐剤、ビタミンC誘導体などは多量に入っていると肌を乾燥させてしまう可能性があります。

 

化粧水で注意したい成分は、エタノール、ハマメリス水などのタンパク質変性作用を持つものDPG(ジプロピレングリコール)PG(プロビレングリコール)です。

 

・エタノールは殺菌・防腐剤として使用され、皮膚への刺激が強くヒリヒリする可能性があります。

・ハマメリス水などのタンパク質変性作用を持つものは、収れん化粧水に含まれ、肌を引き締める効果があります。しかし、タンパク質変性作用は刺激が強く、肌の負担になってしまうのです。

・DPG(ジプロピレングリコール)、PG(プロビレングリコール)は安価な化粧水に多く含まれており保湿効果もありますが、高濃度で含まれている場合は刺激が強くなってしまうため注意が必要です。

 

 

化粧品の成分表示は、入っている量が多いものから順に表示されていています。成分名だけでなく、表示されている順番も注意して見るようにしてみましょう

 

正しい保湿方法

手でつける

乾燥肌の場合、コットンの繊維が刺激となり肌を傷つけてしまう可能性があるため、化粧水は手でつけましょう。

手でつけることにより、化粧水が体温によって温められて浸透力がアップする効果も期待できます。

 

こすったり塗り込んだりするのではなく、顔全体を覆うように軽く抑えながらなじませていきましょう。

 

ハンドプレスと重ねづけ

肌にしっかりとなじませるために、ハンドプレスをしましょう。

また目元や口元など乾燥しやすい部分は、指の腹を使って優しく重ねづけすると良いでしょう。

 

重ねづけの際は、触りすぎてしまうと肌の刺激になってしまうため注意するようにしましょう。

 

乳液やクリームで蓋をする

化粧水をつけただけでは体温によって肌からすぐに蒸発してしまいますし、蒸発するときに肌内部の水分まで持っていってしまうことにもなります。

蒸発を防ぐために、化粧水の後は必ず乳液やクリームを使うようにしましょう。

 

セラミドを補いたいのであれば、乳液やクリームなどでセラミドが配合されたものを使用すると良いでしょう。

 

化粧水パックはしない

コットンに化粧水をしみこませたパックは肌の表面を柔らかくしてくれますが、隙間を作ってしまうことで分が蒸発しやすい状態となってしまいます。

わざわざ乾燥させるようなケアを行う必要はありません。

 

化粧水だけで保湿することは難しいので、早めに次のスキンケアを行ってあげるようにしましょう。

 

しみるときは化粧水を使わない

乾燥がひどくなると化粧水がしみることがあります。

化粧水がしみる場合には化粧水はお休みしましょう。

 

代わりにワセリンやホホバオイル、馬油などで皮脂膜の代わりとなる油分を補ってあげましょう。

 

 

また、ホホバオイルなどの植物オイルは化粧水などの前に使うことで、その後のスキンケア用品の浸透を促してくれるブースター効果があります。

 

 

「たくさんのスキンケア用品を使うのは面倒」

「極力肌への刺激を減らし皮脂とセラミドを補いたい」

 

・・・などと考えるのであれば、洗顔後にホホバオイルなどの植物オイルを塗り、その後セラミド配合のクリームを塗るという方法がおすすめです。

 

まとめ

  • セラミドは細胞間脂質の約50%を占め、肌から水分が蒸発するのを防いだり、外部からの刺激を防ぐバリアしてくれたりする働きがある。
  • セラミドは種類によって働きがことなり、化粧品に含まれるものでは天然セラミド、バイオセラミドがおすすめである。
  • 乾燥肌に合う化粧水は高保湿成分が入っており、肌を乾燥させる成分が入っていないこと。
  • 化粧水だけでは保湿できないため、保湿ケアは正しい手順で行うこと。

 

セラミドについて、おわかり頂けたでしょうか?

 

肌に必要な成分をしり、正しく補うことで乾燥肌は改善させることができます。

諦めずにコツコツケアし、綺麗な肌を手に入れましょう!

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました(m–m)

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